第一回「裏・山の日」レポート
もう三月になってしまいました………。
今年の一月、二月は異常に雪が少なかったですね。
でも今これを書いている3/5は20センチほどの積雪があります。
これから帳尻合わせでもっともっと降ってくれるといいなぁ。
さて毎度遅くなりますがイベントレポート、
今回は2月10日(日)「裏・山の日」のご報告です。
(何の話だそりゃ?という方はこちらをご覧ください)
まずは前日の9日(土)、この日も大雪になるという予報が外れ、積雪は数センチ。
「明日は都合で来れないんだ」と常連Dさんがやってきて、
美味しい牡蠣鍋に、牡蠣ホイル焼きに、メヒカリ、あさり串を
振る舞ってくださいました!
山の上で海の幸は幸せ感倍増です。
いつもご馳走さまです。ありがとうございます!
さぁ明けて「裏・山の日」10日(日)本番です。
この日はこの小屋周辺では珍しく霧氷が着きました。
裏・山の日エントリーは5名。
Kさんペア、Nさん(飛び入り参加)、
S「今日は闇の組織の会合と聞いて」O「えっ黒ミサでしょ?」
S「どっちにしても顔出しはまずいっすよ」O「そうだな俺、嫁と子もいるし」
「闇鍋」がどうして闇の組織や黒ミサになるのか、
常連さんの間の伝言ゲームがどうなってるのかよくわかりませんが…
そんなヤバイ会じゃない!(はず!多分!)
では、まずは「闇鍋」の材料を集めます。
一人一品、他の人に見えないように箱に入れてもらい、蓋をして小屋番に渡します。
誰が何を持ってきたかは、預かった小屋番にしか分かりません。
小屋番も、打ち合わせなしでそれぞれ一品を加えます。
で、集まった具材7品は以下。
・大根
・魚肉ソーセージ
・干し柿
・ニラ饅頭
・はっさく
・フジッリ(螺旋状のパスタ)
・豚バラ肉
あ、それと前日に来たDさんが「これ闇鍋に!」と
・冷凍シーフードミックス
を置いていってくれたので、それも加えて8品。
長い一人暮らし歴で鍛えた「残り物アレンジ力」と
大丈夫、食べれる!美味しい!私天才!という「無駄ポジティブ力」
を兼ね備えた小屋番Tが管理人室に引きこもって
黒魔じゅ…じゃなくて、腕によりをかけますよ〜!
まずニラ饅頭は焼いて、フジッリは茹でます。
はっさくは柚子に見立てて表皮を刻んで薬味に。
これを各皿に盛っちゃいます。
干し柿は小さく刻んで、隠し味?で鍋に投入。見た目は干し椎茸みたい。
あとは大根、豚バラ肉、魚肉ソーセージを適宜切って
シーフードミックスも加え、
白味噌&酒粕仕立てのお鍋にしました。
途中でお味見をOさんにしていただいて品質保証を得まして…完成です!
感想は…大丈夫、食べれる!美味しい!小屋番T天才!
と、みなさん完食していただけました!!
残すと怒られるのが怖いから…とかじゃなくて、
ほんとに(まぁまぁ)美味しかったですよ!
反省点と今後に生かす点は
・はっさくは柚子の代わりにはならない
(表皮は細かく刻んでもあまり香らないし固い。
搾り入れた果汁も味がどこかにいってしまう)
・ニラ饅頭を鍋に入れるなら最後に焼いてトッピングすべき
(最初に焼いて各皿でスタンバイしたら室温が低いので冷えてしまいました)
・干し柿は鍋にいれても結構大丈夫、変にならない
(もっと料理上手な人なら別のやり方で美味しさをより引き出せたかも)
……うーん、今後の人生で役に立つ機会が少なそうなライフハックを得ました(笑)。
さて同時進行で、自炊室ではみなさんがそれぞれ
「うらやまメニュー」を作っていました。
Oさんは
スイスのお料理だという「ロスティ」。
かなり食べちゃってからの撮影ですが。オシャレなポテト料理ですね。
Sさんは
鮭とキノコのホイル焼き。ちょっとしょっぱい系でお酒がすすみます。
Kさんペアは
豚汁。山では絶対美味しい鉄板メニュー!豚の旨味がすごく出てました。
これらをシェアしあっていただきましたが、
野菜、お肉、お魚もあるし、炭水化物も汁物もあるし、バランスとれてますね。
偶然なのにすごい!
さらに小屋番からもう一品。
餅米で炊いたワラビご飯です。
塩漬け保存していた太くて立派なワラビをたーっぷり使いました!
話も弾み、豊富なメニューでみんな楽しくお腹一杯、
ほろ酔いになってとっても楽しかったです!
そして翌朝、2/11(祝)。
外は、またハラハラと雪片が降ってくる静かな朝……
と突然、昨夜食べきれないと断念したステーキをおもむろに焼き出すOさん。
朝からおもむろに肉に喰らいつく我々……。
うまい!だが風情は皆無!何だこのオチ(?)。
(ステーキ肉は下界から冷凍してきて翌朝まで凍っていました。)
(気温や運搬方法の条件によりますが、厳冬期はこんな感じで生モノが持ち込めます。)
というわけで、3日連続で美味しいものをいただけた、楽しい二月の三連休でした。
また来年もやりたいと思います。
日付はまだ未定ですが「裏・山の日」ですから二月中に。
今からメニューを考えるという山飯の猛者も歓迎!
どうぞ予告をお待ちくださいませ〜!