薪づくり始めました
早いものですっかり秋ですね。
夏の間アルプスに夢中だったお客さまが、たくさんお土産話を持って
当小屋に「久しぶり〜」と来てくださっています。
七ツ石小屋は通年365日営業ですから小屋閉めはありません。
が、最近は大忙し!なのです。
なぜかというと…
つい先日、東京都水道局による大規模な登山道整備作業が終了しました。
危ない橋や、崩落して狭くなった道、登山道にかかりそうな木などを整備して
歩きやすくしていただきましたよ〜。
この作業で切り倒した木を、薪材として使用する許可を水道局からいただいたのです。
切り株の「水」という刻印がその印。
本来の七ツ石小屋では、薪づくりは最大重要事項にして
通年日常としてやりつづけるべき「仕事」です。
ですが四月から今までは、薪にしていいと許可された材が無く
やむなくそれがストップしており、
この度、久しぶりの薪づくりが始まったというわけです。
小屋番T氏などは水を得た魚のようにイキイキしていま〜す*\(^o^)/*
まずは切り倒された木を、運べる大きさに玉切って
背負子につけたりロープで引きずったりして小屋まで運んできます。
それをさらに玉切って…
割ります!
以下、ひたすらそれの繰り返し。
木の匂い、土の匂い。
様々な木の種類、枝ぶり、節目。
木に巣食う虫、それを鳥がつついた跡。
どのくらい薪を作れば一年もつか、どうすればより乾いた良い薪になるか。
いろいろなことを感じ考えながら、ひたすら身体を動かす。
これが楽しくないはずがありません。
もちろん全身筋肉痛とのおつきあいになりますが…(^_^;)
雪が降るまで、気温がマイナスになるまで、もう少し。
久しぶりの開始からいきなりスパートがかかった作業ですが、がんばります!
七ツ石小屋の心臓である薪ストーブをみんなで囲んで美味しいお酒を飲む、
暖かい夜のために〜〜〜(必死)!