山梨百名山の標柱三本揃いました
年末も押し迫ってまいりました。
なんだか慌ただしくて、ブログの更新も久しぶりになってしまいましたが
書きたいことはたくさんあったのです〜。
年内にあと2件ほどブログ連投しますよ〜!
さて雲取山イヤーの2017年元旦を雲取山頂で迎えたいとはりきっているみなさま、
くれぐれも気をつけてお越しください。
繰り返しますが、いままでに冬山の経験がない方が
この年始に初めて雲取山に登るのは、お止めになったほうが良いと思いますよ。
(こちらの記事も読んでくださいね↓)
http://www.tabayama.jp/nanatsuishi/post-234/
安全に雲取山頂にたどり着ける実力のある方は、
元旦に2017年を記念した標柱の除幕式が行われるそうですのでお楽しみに!
(詳しくはこちら↓)
http://www.sankei.com/region/news/161219/rgn1612190012-n1.html
その標柱を見たら、帰りに七ツ石小屋に寄って
ゆる〜い感じで置いてある、古い標柱コレクションもご覧になってくださいませ。
ひと月ほど前から雲取山、飛龍山、権現山と三本揃ってならんでいますよ〜(^-^)
三本ともボロボロなのですが、ボロボロ具合がそれぞれ違っていて
「これは樹林の中に立っていて、こっちは風が強いところに立っていたんだな」
と分かるところがイイ!
(三本の標柱って何の話?という方はまずはこちらをお読みください↓)
http://www.tabayama.jp/nanatsuishi/post-242/
えー前置きが長くなりましたが、まず大変だった飛龍山の標柱交換のエピソードを。
10月初旬、雨の中、選ばれし屈強な男性3名が
新しい標柱とツルハシなどを背負って丹波天平から入山。
飛龍山の頂上まで運んだのですが、あまりに風雨が強く、
1時間はかかる立て替え作業なんてしていたら低体温症になる危険ありと判断。
標柱は一旦デポして七ツ石小屋へと撤退してきました。
(ハード過ぎたためこの日の写真はありません(^_^;))
そしてキレイに晴れた10月下旬の日、
リベンジに2名で出かけてゆき、無事に作業完了しました。
古い標柱も、もちろん背負って帰りまーす。
この素敵な写真は、偶然お会いしたお友達のお友達Iさんが撮ってくださいました。
ありがとうございます!
お次は権現山のお話。
11月初旬のよく晴れた日、飛龍チームとまた違う編成の3名で作業してきました。
こちらは七ツ石小屋から距離があるので、
まずは前夜に待ち合わせて車中泊という手間と時間がかかりましたが、
登りはじめたら早い!早い!
難無く山頂に着き、さっさと立て替えちゃいました。
よく考えたらこの三人は三人とも、八ヶ岳や北アルプスその他で
多くの歩荷経験を積んできた猛者たちだったのでした〜。
そして、またこの写真が素敵でしょう?
なんと権現山の山頂にこれまた偶然、
プロの山岳写真家の渡邊明博さんがいらっしゃって
作業の写真を撮っていただいた上、ブログでの使用許可までいただいたのです。
本当に何てラッキー!ありがとうございます。
渡邊明博さんの著作はこちらで〜す↓
https://www.yamakei.co.jp/products/2816013650.html
最初は雲取山が目的で応募したボランティアでしたが
辛い思い出、良い思い出もできて
最後には素敵なご縁もできてしまいました。
また20年後くらいに標柱が古くなって立て替える時がきたら、
再び関わらせていただけたら素敵だなぁと思います(^-^)。