三条の湯へ行ってきました
毎日すごい暑さのニュースばかりですね。
ここ七ツ石小屋では日中25℃前後、夜は17℃前後です。
もちろん、もっと高い山はもっと涼しいですが
諸般の事情で高い山に行けない方、ぜひ避暑にいらしてください。
ポイントはうんと早朝に出発すること。
昼からビール飲んで、ぐっすり眠りに来るだけでもいいですよ。
さて、この暑すぎる日々から時間をちょっと戻して、
ひと月ほど前の梅雨の最中、三条の湯さんへお邪魔した時のことを書こうと思います。
梅雨といえば山小屋は閑散期ですから、
小屋番が他の小屋にご挨拶に行くのにちょうどいいのです。
同じ、山梨県丹波山村にある三条の湯さん。
登山者の方も「鴨沢→七ツ石小屋(泊)→雲取山→三条の湯(泊)→お祭」や、
その逆ルートでもよくいらっしゃる、
当小屋とは切っても切れない関係のご近所さん小屋です。
この日、小屋番Tのテーマは
「お祭バス停からの林道後山線、歩くとどんなかやってみよう」。
まずは七ツ石小屋から下山。
鴨沢を経由し、お祭バス停よりちょっと西の登山口から入山。
ここから砂利道と舗装路の繰り返しとなります。
新片倉橋。
♫三条へ行かなく〜っちゃ、甲州丹波山村の三条の湯っていう山小屋へね♫
3時間半で三条の湯に到着しました!
(道が緩やかで長いのでつい鼻歌がはさまりました、失礼しました)
なかなか長かったですが、小雨で涼しく、沢や滝を眺めながら楽しく歩けました〜。
ただ、半舗装路なので重登山靴などよりもクッション性のある靴がお勧めですね。
(※現在、片倉橋ゲートより先に自動車は入れません。
「20年前は青岩谷橋まで車で行けた」という記憶をたよりに来て、
片倉橋ゲートで立往生してしまう方がいるのでご注意。
三条の湯さんに複数人数で小屋泊予約すれば、
お迎えの車でお祭から青岩谷橋まで乗せていただけて、徒歩は30分の山道だけで済みます。)
こちらが宿泊するお部屋。
明るく眺めのよい、大きな窓。良い雰囲気です。
ここの名物は何と言ってもお風呂です!なんとPH10度!
ツルッツルになる、とても泉質のいいお風呂でした。
お風呂のある小屋って羨ましい!!とは思いますが
冷泉を沸かしているとのことなので、維持管理、大変なんだろうなぁ……
(風呂場内の画像がなくてすみません)
そしてこの日は、お馴染みさんが沢山集まって宴会〜!
小屋番Tは早速酔っぱらってしまいしたが(反省……)、
三条のオーナーの木下さんとT氏は、真面目に経営論を話していました(と思っておこう)。
さて翌日。お風呂パワーか、二日酔いはなし!
三条の湯から三条ダルミへ上がります。
三条ダルミで全然逃げない鹿さんを眺めつつ大休憩。
雲取山を経由して七ツ石小屋に帰還。
五時間ほどの登り下りありの楽しい道のりでした〜。
三条の湯の木下さん、小屋番さん、
この日いらしていた三条の湯の常連の皆さん、
その他もろもろの、この山域に繋がりの深い皆々様、ありがとうございました。
また是非お邪魔させてください!
よろしくお願い申し上げます〜!!