ささら獅子舞見物&打ち上げと民泊、行ってきました
いやはや、今年は長い長い梅雨でしたが、やっと出口が見えてみましたね。
どこの山小屋でもそうだと思いますが、七ツ石小屋も閑古鳥。
日照不足、電気不足でやれることも限られ、
同時期にケータイの電波の調子も悪くなり、
さすがにちょーっとだけ、タ・イ・ク・ツ ……な毎日の中、
小屋番Tにとって宝石のように貴重で楽しかった日が7/14の
ささら獅子舞の日でした。
まずは七ツ石小屋から
前日からお手伝いに来てくれていた、おかかえ画家の佐藤けんいちさん、
朝にトレーニングがてら七ツ石山まで登って降りてきた常連のTさん
と一緒に、雨の中、止むことを信じつつ下山。
山の休憩所かゑるさんでちょっと一息。
おかかえカメラマンの佐治多利康さん、
3歳の息子さん連れで来てくれたKファミリー三人と集合。
バスの中でMくんと合流。
会場に先に行ってたKさんとも合流。
合わせて総勢9名でお祭り見物でーす!!
昨年は初めてお会いする方や飛び入りの方もいましたが、
今年は旧知の方が多く、しばらく会っていない懐かしい顔も。
とくに、結婚前からの常連さんだったKファミリーは、小屋に来るには
お子さんが自分で歩くのも親が背負って登るのも難しい時期とのことで、
この日に会えて嬉しかったです。
さて鴨沢から西に向かうバスで「丹波」まで行って
まずは飛龍権現での舞です。
心配だった雨も、バスの中ではザーザー降りでしたが、
舞が始まる頃には小雨、盛り上がってくる頃にはすっかり止んでいました。
見物客はやはり例年より少なくて、良い場所で見られましたよ〜。
いつもながら、舞の途中に衣装の紐を直す手が入ったり、
野次が飛んだりするアットホームな感じが良いです。
次は徒歩3分ほど歩いて熊野神社へ。
踊り手の方たちよりお先に行って、お参りも。
ここで奉納されるのはささら獅子舞祭りの締めくくりの舞です。
今年は「竿懸り」と「帯懸り」の二部。
いちばんの踊り手さんによるエネルギッシュな舞で盛り上がり、
村の衆からの野次も絶好調!(笑)
動画編集もしたので、是非ご覧になって雰囲気を味わってください!
http://youtu.be/n9GtA3Eoakc
ここで一緒に見に来たMくんのセリフを借りますが
「こういうお祭りがまだ続いているって、村が生きてる証なんですよね」。
たしかに、集落に人が住んでいてもお祭りはやらなくなる、ということが
今後も増えていくのでしょう。
ここに使命感を持って獅子舞文化を守っていく方がいるのは心強いことです。
さーてここからは、バスで奥多摩方面に戻ります。
まっすぐ帰る方たちとはバスでお別れして、
保之瀬バス停で途中下車、ライダーズカフェ多摩里場さんで打ち上げでーす!
この日、多摩里場さんには初めましてのシェフがいて
スペシャルメニューを出していただきました!ありがとうございます!
こんなキレイでお洒落なものが丹波山村で食べられるなんて
ちょっと数年前には考えられなかったことですよー!
生ビールを飲みつつ、マスターと村の四方山話も楽しく。
ほろ酔いで終バスに乗り込み、そのまま帰る方とはお別れし、
最終部隊は鴨沢で降りて山の休憩所かゑるさんに帰ってきました。
かゑるさんでは今年から民泊営業を始めたので、
お一人、素泊り3000円で宿泊させてもらえます。
喫茶メニューの他は持ち込みです。
お布団、お風呂は使わせていただけます。
この日のメンツは七ツ石小屋の常連かつ、かゑるさんの常連でもあるので
かゑるさんのご夫婦と猫たちも一緒に食卓を囲んで、
やっぱり小屋と同じように山の話に花が咲き、和やかに暮れてゆきました。
あー楽しかった〜〜〜。
来年以降も、ささら獅子舞の継承を支えるために!(キリッ)
(大ウソじゃん!見て飲んで食べて駄弁ってるだけじゃん!!)
同じような感じでみんなでお祭りを見に行きますので
興味のある方は告知をお待ちくださいね〜!